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レッドは俺の混乱をよそに、勝手にベルトにメダルを嵌めた。
ギュイーン
眩い光が視界を覆い、その後俺は自分の視界が少し狭まったのに気付いた。
「うん、素晴らしい出来だ、ブラックバイト!」
レッドの嬉しそうな声が聞こえる。
端的に言って俺は変身した。
いや、正確にはさせられた。
「って、何で俺っ?!
俺外勤じゃないよ?!」
焦ってツッコミがブレる。
「いいんだよ、ブラックなんだから」
俺の肩に手を乗せながらレッドが言う。
意味は分からない。
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