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バシュゥ
割と間単に変身は解けた。
ベルトからメダルが外れたので、俺はそれを受け止めた。
「ふぅ、散々な目にあった……」
「おい、お前!」
一息吐いたのも束の間、いきなり呼び止められた。
と思ったら大男に腕を掴まれていた。
今度は何なんだ。
「お前、今のは何だ?」
俺がその握力に圧倒されて顔を顰めると、男は悪いといって手を離した。
― ― ― ―
「なるほどそういうことか、気に入った」
逆らえそうも無かったので仕方なく説明すると男はそう言って不適に微笑んだ。
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