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「…え、あ、ちょ……てつさっ!」
「ん」
「ソコ、だめ…っ…!」
覚醒させられたのも束の間
俺は抱きついていたことを逆手に取られ、流れるようにソファーへと押し倒された。見上げた彼の瞳はもう獣のソレで。熱視線にクラリと俺の脳は大きく揺れる。
不意に視線を逸らされれば器用に右手だけですでに半分上を向いていた俺のモノを取り出した。
2度、3度上下にスライドさせればいとも簡単にソレは硬くなり熱を持ち天井を向く
赤くなる顔を隠すように両手で顔を隠せば哲さんはそんなことお構いなしにだらしなくはみ出したソレを口に含んだ
「…クッ…」
ぐちゃぐちゃと音を立てて攻められて、わざとらしくもったいぶった舌使いでさらに俺を追い立てる
「キモチイイか?」
「そ、んなこと…ぁッ…!」
「素直じゃないな」
っていうかそこでしゃべんないで!!
ちゅぱちゅぱと先っぽを吸われて裏側をべろりと舐めあげられる
何度目かの行為に俺のツボを押さえた哲さんは俺が出すための穴をイジメられるのが好きだということをわかっていて、あえてそれはやってくれない
「あ、ふぅ…ッ…んん…」
あともう少し、の刺激がほしい
深く咥えこまれて大きくスライドさせられれば体はわなわなと震えるのに、あともう1歩のところで寸止め
それを幾度か繰り返されて、俺は頂点に向かって駆け上がるたびに息を荒くしてその時を待つ
が、やっぱり通過をさせてはもらえなくて。
(ヒドイ…)
じわりと滲む視界に俺はギュッと自分のスウェットを握り締めた。
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