第1章

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俺はエレン。20歳。海外に住む親の金で日本の一軒家に一人暮らししている。ある日メールが届いた。 『こんばんは♪元気にしてる?お母さんとっても心配よ。でも仕事が忙しくてそっちに行けそうもないの。それでエレンに執事をつけようと思うの。目付きと口が悪いらしいけど、執事としての仕事は完璧だそうよ!そっちの家に明日いらっしゃるそうだから礼儀正しくするのよ♪』 「親バカ…」 俺は『ありがとな』とだけ返信して寝た。 ー次の日ー “ピーンポーンピーンポーン ガチャッ” 「…おい、起きろ。」 「すー…」 「起きろって言ってんだろ!ドカッ(蹴る)」 俺は誰かに蹴り起こされる。 「痛っ!……!?お、お前誰だよっ!!」 「申し遅れた。俺は今日からお前の執事をするリヴァイだ。よろしくな。」 とても背が低く、目付きが悪い怪しい男が名乗る。 「な、何で勝手に入ってきてんだよ!!」 「お前の母親から合カギをもらっていた。ピンポンしても出ないときは勝手に入っていいですよ~♪と言っていた。」 あのバカ親っ!!他にも何か言いふらしたんじゃ…。 「ほ、他にも俺について何か言っていたか?」 「あの子、頭はすごくいいのに、めんどくさいからって、仕事についてないんですよ~。本当にもったいないわ~。と言っていた。お前、ニートなのか。」
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