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早朝トレーニングを終えて俺、不動大貴が学生寮に戻る時の話だ。
俺はいつものように早朝にトレーニングをして寮にある自分の部屋のドアノブに手をかけて開く。
するとなぜかそこに下着姿の女の子がいた。
俺は一瞬部屋を間違えたかと思ったが、その疑問はすぐに消えた。
そう、部屋の番号や俺のとっておきのラブOイブのフィギュアが机に飾ってあることからその疑問も消えうせる。
大貴「よし、よかった~」
安堵の表情を見せる俺だが、女の子の方は呆然と立ち尽くしている。
だが、その呆然と立ち尽くした姿も数秒でかわる。
女の子「い、」
少女の喉から引きつったような悲鳴が漏れる。
続いて聞こえてくるのは少女の肺が空気を吸い込む音。
このままでは不味い、今この子に叫ばれたら問答無用で変態扱いされてしまう。
「ちょっと待ってくれっ!君の言いたいことはわかってる、不可抗力とはいえ、女の子の肌をばっちり見てしまったことを見ていないなどという言い訳はしない」
俺はあえてこの状況がどちらによるものかは言及はしなかった。
本当はなぜ俺の部屋にこの少女がいるのか気になるがそこは今はいい。
自分と同じくらいの女の子が柔肌をどこの誰とも知らない男に見られることがどれほどの苦痛かは理解しているつもりだ。
「とりあえず落ち着こう、年端も行かない女の子の柔肌を見てしまったことは謝る」
すると少女はベットにかぶせてあるシーツで身を隠し言葉をかえす。
「ふんっ!へ、変態のくせに乙女の裸を見ておいてよくそんな冷静でいられるわね!私の脚を舐め回すように見て変態に違いないわ!!」
「へ、変態では談じてない!俺は君の履いているソックスで興奮はしてない!なぜならおれはタイツ派だからな!!」
「はぁ!?やっぱり変態じゃない!もういいわ話にならない!大声出して人を呼ばせてもらうわ」
このままでは人を呼ばれて学園中の生徒に変態扱いされてしまう。
俺も男だ、ここは男として人肌脱いで彼女と同じ苦痛を受けるほかないだろう。
ならば!!!
「わ、わかった、、、仕方ない俺も脱ぐからそれでおあいこでおね」
「しねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ変態ぃぃぃぃ!!!!!!」
股間を思いっきり蹴り上げられ、声すら上げられなくなった。当然である。
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