第1章
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月日は経ち、桃太郎は大きく成長しました。その頃には手の付けられない暴れん坊となっていました。 お婆さんは毎日村人達に謝りに行きました。それが日課となっていました。村人達も強くは言えませんでした。お爺さんの消し団子には本当に助けられていたからです。 それを知っていた桃太郎は狼藉の限りを尽くしました。ある者は骨を折られ、またある者は家に火を放たれと、人死にが出ないのが不思議な程でした。
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