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桃太郎の悪童の噂は近隣の村々にまで広く伝わりました。すると我こそはと桃太郎に挑む輩が現れ出しました。
初めに桃太郎に挑んだのは野良犬と呼ばれる暴れん坊でした。この野良犬もまた彼の村人から鼻つまみ者として嫌われていました。
桃太郎はこの犬を難なく張り飛ばしました。ここまでするか? と言う程に犬を痛め付けた桃太郎は、その犬を引き摺って家に連れて帰りました。
犬はお婆さんの手厚い看護とお爺さんの消し団子によって軈て回復しました。犬はもう桃太郎に逆らう事はありません。
その日から一番の手下になりました。
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