第1章

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パパとママは忙しくて ときどき喧嘩をしているの そんなとき りんりん 鈴を鳴らして 「にゃーご」 私とちーたた仲良しで 大丈夫だよとそばにくる 赤い首輪のちーたたは 私の大切な猫のお婆ちゃん 雨がいっぱい降っている ちーたたまだお出かけ中 私は怖いのはやく帰ってきてね ひとりぼっちで寝るのは さみしいんだよ ちーたた、ちーたた、 帰ってこない どうしたの? ママに聞いてみた 「なんで、ちーたた帰ってこないの?私のことが嫌いになっちゃったのかな」 ママは困った顔をして 私に赤い首輪をくれたの ちーたたの形見なのよって ちーたた遠くへいっちゃった だから ちーたた私が寂しくないように 首輪を置いていったんだって
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