接近?

9/29
前へ
/64ページ
次へ
「………。」 きつねにつままれたような気分で一瞬立ち尽くしたが、すぐに裕平くんの後ろ姿を追う。 「…ちょっとー!!!」 もうわけがわからない。 あたしを迎えにきてくれた。 それはもう終わりの時間だからって。 でも裕平くんは最初から短縮時間なのを知ってて。 しかもそれをあたしが気づいてないこともわかってて。
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加