0.1-水野忠の生まれ変わった日

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♪影絵 ぼんやりテレビ観てたら終わってた こんなふうに僕から君が 途切れて消えてくことに気づいたら 試験電波の音だけが鮮明 欠伸のせいでぼやけた視界で 観客席にはちいさな雨 ざざ降り ざわめき 砂嵐ばっかり 愉快な愛も追憶の向こう 時を止めて夢映せば 影ばかりが色めく かき集めた記憶はまた いずれ邪魔になるでしょう 君忘れしこゝろ まるで知らぬ誰かみたく 変わってしまうんだろう うそ んなわけないよな からっぽの画面で嗤う 最後の空はあまりに綺麗で 未だに叙情の余韻抜けず 間違い探しの風景に君は 見当たらないまま忘却の彼方 時を刻み夢閉じても 影絵だらけで逢えない 舞台裏に辿り着けず 声はもはや届かない 君無くしたこゝろ ならばこの気持ちは 何に変わってしまうんかな うそ んな筈ないから 疑問 自問 自答 さよなら  ありがとう  いつかね  じゃあまたね 唱えて 称えて 結末をあげる 聞こえない 気づかない 言の葉が舞ってく 失わないままいられたらいいのに、ね 光射した方を向けば  前に見た白昼夢 眩暈に手を離しちゃえば  透けてしまう幻 思いついた呪文すべて歌うけど 元にはもう戻らないってさ 時を止めて夢映せば影ばかりが色めく かき集めた記憶はまた いずれ邪魔になるでしょう 君忘れしこゝろ まるで知らぬ誰かみたく 変わってしまうんだなぁ うそ んなわけないよね からっぽの世界が回る
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