Prologue

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Prologue

小さいころから走るのだけは得意だった。 幼稚園のころは、いつも運動会のかけっこで一番。 小学校のころは、6年間マラソン大会で一位。 中学生のころは、3年間、クラス対抗リレーの代表。 「走ることへの気持ち、 誰にも負けたくないから。」 そんなことを言ってたときのことを 思い出す。 気持ちだけで前に進んできた 私は知らなかった。 想いだけじゃ 叶わないものがあるってことを…
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