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その癖、まだ国から面倒をみてもらうのか、とか思う?
生産性の無い奴は死ねばいい、とか思う?
それなら、年寄りや社会に適応できない人や、精神病、障害者も駄目ってことになるよね?
でも、必ず存在するんだよね、そんな人たちは・・・どうしたらいいと思う?
・・・たまに思うんだけどね、、ちょっと過激なことを言うよ。
それなら、そんな人たちをみんな殺しちゃえばいいんだと思うよ。
だって、必要ないと思っているんでしょ?
それなら、安楽死施設とか創ったりしてさ、自殺者も多いし・・・。
自殺なんて痛ましい死を迎えるよりは、最期くらい安らかに逝かせてあげられないかな?
それとも、最期まで迷惑かけるのか?死ぬなら自分で死ね、とか、考えちゃう?
甘えだからとか言って、最期の慈悲すらかけてあげられないくらい、どうかしちゃってるのかな?」
彼
「というわけなんだ、ボブ」
ボブ
「あ?・・・でも、ここで4人だと流石に狭くねーか?」
彼
「そうだね・・・」
ボブ
「俺は、また外に戻ってもいいぜ?」
彼
「それは流石に悪いよ」
ジェシー
「狭いけど別に平気よ、外よりはずっとましだわ」
アンナ
「そうだね」
彼
「・・・すまないけど、暫くここで我慢してくれないかな?・・・ちょっと考えてみるよ」
語り部
「同居人が増えたことで、小さなアパートでは手狭になった彼は、引越しを考えることにした。
だけど、今住んでいる場所ではこれ以上広いとなると家賃が高いため、地方へと越してゆくことになる。
彼にとっては、今の土地を離れるのは初めてのことだったらしく、生活保護が続けられるか?保護費が変わるからそれでも大丈夫か、など考えていたから・・・。
恐らくは彼が一番不安だったのかもしれない。
それでも新しい土地で、なんとかワンルームでプレハブのようだが、それなりに広い家を見つけることができた」
彼
「なんとかいいところが見つかってよかったよ」
ボブ
「おお、なかなか広いな、まぁ、部屋数はまったくないが!」
ジェシー
「ちょっと広めの教室みたいな感じね」
アンナ
「でも、ここなら、みんなで住んでも狭くないね」
彼
「まぁ、プライバシーがあまりないけど、ね」
ジェシー
「病院にあるような、カーテンレールをつければ平気でしょ」
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