第2章

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『早川さん……(君の笑顔も可愛いよ) どれくらい、寝てしまってたんだ? えっ、もう、6時半! ってことは、30分以上寝てたんだ… ほんと、ごめん。 とりあえず、行こうか。 この近くに、僕の知人の店があるんだ。そこでいいかな? 早川さん、好き嫌いは?』 『好き嫌いは、特に無いです。強いて言えば……納豆がダメです。』 『あぁ、僕も納豆ダメだよ。 あの臭いがダメなんだよな~。 聞くの忘れてたけど、早川さん、アルコールは?飲める?』 『量は、飲めませんけど、好きですよ。係長は…たくさん飲めそうですよね。何をよく飲まれるんですか?』 『一通り何でも飲むよ。付き合いもあるしね。 喋りながら歩くとあっという間だな。着いたよ。どうぞ、入って』 と、私の背中をすっと押して、店の中へ……
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