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その後、ディアブロと共に村に戻り村長に魔物を退治した事を伝えた
少し強引な説明もディアブロが共に居た事で信用して貰う事が出来た
村に潜入していたハリマドの部下達は山賊達により断罪されたらしい
レベッカ親子は別ルートで山を降り離れた街で慎ましく暮らせる様に手配すると言ってた
砦に戻るとディアブロが
「先を急ぐのだろう…こちらは明日にでも出発出来るがどうする?」と聞いてきた
「出発?」
「国境越えるだろうが…」
「あ…そうだった!!国境越えられるの!?」
「ああ…国境越えのルートはこの砦の洞穴群を抜けた先だ」
「え?」
「この洞穴群は手前の穴は住居なんかに使っているが、奥はかなり複雑に入り組んでいて…幾つかの抜け道になっているんだ」
「そんな所大丈夫なの?」
「代々の頭にはその道筋が伝えられる…」
「なるほどそれが宝だったわけですね」
「ああハリマドの奴は何か物質的な宝を想像していたようだかな…」
「道筋が宝か…なんかカッコいいね」
「………なんか、もうこの際男でも良いかと思えてくるな…」
「もうひっぱるなそのネタ( ̄□ ̄;)!!」
「とにかく準備が出来たら明日にでも出発だぞ」
「よろしく、ワーカーさん」
「あ……言い忘れるとこだった
抜け道蛮族出るから」
「ええ~( ̄□ ̄;)!!」
「ここ数年全然使ってないからなぁ~
何が住み着いたかわかないしな~」
「ええ~( ̄□ ̄;)!!」
「まぁ頑張ろうや」
「マジかぁ~」
第7話、旅立乃決意
END
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