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気づかないうちに嫌われた!?
うわ~まじか~何が駄目だったんだ?顔か?顔なのか?
僕のテンションはガクッと下がった。
「今日のお前なんかおかしいぞ」
近藤がそう言って、一限目の開始のチャイムが鳴った。
その日の授業は全く身が入らなかった。
考えれば考えるほど深みにはまっていった。
昼休みになるころにはもう僕の周りの空気は黒くよどんでいた。
「今日はどうしたんだよ?朝から何かおかしいぞ」
近藤が弁当を持って近づいてきた。
「別に…」
僕は変な笑いが込み上げた。
「俺たち親友だろ!困ったときはお互い様だ!」
「近藤…」
そして、
僕は近藤に眼鏡のこと、
そしてあの彼女のこと。
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