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「面白そうじゃねえか、
ちょっと貸してみろよ」
眼鏡をかけた近藤がじっと僕を見つめてきた
「65mってでてきたぞ」
心の距離はどちらから見ても一定らしい。
「そうだ!おーい!真美!」
真美というのは近藤の彼女だ。
ショートカットで少し髪の毛が茶色がかっていて明るい子なんだろうなという印象を受ける
「どうしたの?」
きょとんとしている。
真美をじっと見つめた。
「なになに?」
真美は全く今の状況理解でできず、
戸惑っていた。
「愛してるよ」
「私も?」
うるせぇ。
僕は心の中でぽつんとつぶやいた。
二人は僕の前でいちゃついて真美は元のところへ戻った。
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