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「何mだった?」
「ひ・み・つ」
近藤は指を横に振りながら言った。
「教えてくれてもいいじゃんか」
すると、
近藤は悟りを開いたような顔をして
「恋ってのはな、
誰かに教えてもらうもんじゃねぇ。
自分で発見していくからこそ、
その人に真剣になれるんだよ」
最後に僕に向かってドヤ顔を食らわせた。
「まだまだ、
高校生活長いんだし諦めんなよ」
そう言って、
僕の背中をドンとたたいた。
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