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そう。私はその時小学5年生。
自分の身体が明らかにおかしいことに、何をどうしたら良いのか、頭がグルグル回っていた。
「さあちゃん!どうしたの!」
と、バタバタ音をたてながら母が走ってきた。
「どうしたの!」
母の2回目の声で、ゆっくり顔を上げた。
「なんかね…お腹が痛いんじゃなくて重いの………お漏らししたような、変な感じがするの…」
「へっ!?」
と、間の抜けたような顔をして、
「それって…」
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