5人が本棚に入れています
本棚に追加
俺の名前はファンタスティック乳房。そう、今をときめく38歳独身だ。
未経験を貫いた俺は、30の誕生日を迎えたその日、神から魔法を授かったんだ。
そう、それがこの右手に宿る「邪眼【デスイヤー】」だ。
この力を持って俺は、世界にはびこる獣、通称≪リア獣≫を倒す事になった。
いったいこの先どうなっちゃうの~!?
☆★☆
「神作品出来た気がする」
「脳不自由かよ」
今俺の完璧なる物語を前にして、おまえの方が脳不自由かよって言いたくなる。
だって格好がね、背中から翼は生やして、ギリシア人よろしくな純白のワンピースみたいなものきているからな。
見た目はもうキチガイとしか思えない。というか絶対にキチガイだから。
「これ君の転生後の設定になるんだよ?」
「……やっぱかきなおすかぁ」
さて、なぜ私がこの神とか言われる人物と対話しているのか、それはわずか3時間前にさかのぼります。
最初のコメントを投稿しよう!