彼女の家

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愛美宅前 ピンポーン 愛美『はい?』 『きたよー』 愛美『あ~健斗♪鍵開いてるから入って』 『は~い入るね~』 ガチャ 『お邪魔しま~す』 愛美『うん、入って入って』 『お母さんとかは?』 愛美『今日の朝から家族みんな旅行だよ』 『愛美行かなかったの?』 愛美『健斗と遊びたいから行くの止めたの』 『お前は可愛いな』 愛美『そんなことないし~、ん?そのブレスレット買ったの?』 『買ってないよ。郵便受けに入っててさ、付けてきたの』 愛美『そうなんだ、似合ってるね』 『マジで?ありがとう。俺の母さん黒のブレスレット嫌いなくせに私が付けるって言いだしてさ』 愛美『あはは、健斗のお母さん面白いからね』 『まぁ、面白いっちゃ面白いけどな』 愛美『あっ、部屋で待ってて?ご飯作って持っていくから』 『うん、わかった』 この時俺は、この軽率な行動が 皆を巻き込むことになるとは、思っていなかった
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