第1章

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いつもそうだ。 確かにあいつ等は 家でもあんな感じだし しいて違うとこと言えば 〈兄はあんな控え目に笑わない〉 ことと 〈弟は頼りにならないし我儘〉 ぐらいだ。 それ以外は、学校とはそんなに変わらない。 なんて事を考えていたら 家に着いた。 なにも変わらない。 と、思っていたら 玄関にダンボールが置いてあった。 ボクは首を傾げる。 (なんでこんなとこに) 一瞬フリーズしたものの ボクはダンボールを抱き抱え 家に入った。
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