壱
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私はね、と歩は自嘲し、目を伏せる。 「護りたかったの。 貴女と言う、理想の女の子を・・・ 善悪も美醜さえも飲み込んで、 真っ白なまま、微笑んでいられる・・・ そんな、人の存在を越えた天女みたいな、 そんな、貴子って言う偶像を。 私は、それを護りたかった。」 貴子は苦笑する。 「・・・知っているでしょ? 私はそんな人間じゃない・・・」
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