第弐影

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装備をしたまま森にいる状態に首を捻る。 確か昨日変なメールが来て…、新しいメールが来ている? 『ようこそ、異世界へ!! この世界は、剣と魔法のファンタジーの世界。 この世界で第2の人生を歩んで下さい。』 簡潔に終わった。 世界の説明は無いらしい。 もう一枚メールがある。 『影属性、消費魔力最小、魔力(一般人並み)、をプレゼント。』 必要な情報を簡潔に伝えるだけか。 訓練をしよう。 影魔法の使い方か、あ!!なんとなく判る。頭の中に…僕の意のままにか。 足下の影に動くように命じる。 するとグニャグニャと不規則な動きをする。 伸びるように命じると、人型からぐんぐんと伸びるも、ある地点で止まる。 そこから先に伸びない。自分のレベルの限界か、影の容量の限界か、色々確かめないと。 更に一々命じる方法では駄目だ。自分の手足のように、意識せず自由自在に動かせるように、その為に消費魔力を少なくしたんだ。 5分後。 魔力が最低まで少なくなったせいか、身体が、倦怠感がある。 動けなくなるほどではない。少し気分が下がるような…、ハイテンション後、自分の行動に恥じて、テンションがだだ下がりしたような感じだ。
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