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「モンスターは意外といないのね。」
それから細心の注意を払って移動してきたが、
罠らしきものも、モンスターでさえ、出会わなかった。
そして到着したのが巨大にそびえる二つの城にその間には巨大なチェス盤のある、なんとも奇妙な場所だった。
「ねえ、どっちにする?」
チェスを申し込むにはどちらかのキングに申し込む必要がある。
そう、あの光のエルフは言っていた。
「考えても仕方がない。白いほうにしよう。」
それから門を通ると、一人の光のエルフに出迎えられた。
「チェスの申し込みかしら。」
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