第1章 ダンジョンを作ろう

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最弱のモンスターであるスライムは5ポイント。 家事や家畜の世話が得意のブラウニーという種族は100ポイント。 普通のエルフにいたっては500ポイントで所持ポイントの半分である。 魔法特化型がいいため、一通り見たが、エルフにすることにした。 「エルフ召還。」 「500ポイント消費しました。」 すると目の前が光だし、美しい15くらいの子供がいた。 顔はどちらともつかず、肩まで金髪の髪が流れている。 「マスター召還ありがとうございます。エネトと申します。よろしくおねがいします。」 そう言い深々と頭を下げる。 「よろしくな。俺はレンだ。」 「僕は何をしたらいいでしょうか?」 「そうだな。魔法の練習をしようと思うんだけど、よかったら教えてくれる?」 そういうとエルフは少し困ったように言った。 「僕は子供ですし、エルフなので木属性の中級魔法までしか使えないのです。」 「俺も木属性があるから平気だよ。」 「マスターは人間なのに木属性なのですか!?」 「うん、全属性なんだけど、普通の人間って木属性はもってないの?」
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