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西暦:不明 場所:不明 時間:不明
予期していなかった突然の眩しさに、
真斗(まなと)は
右目をほんの2mm程開けることが
精一杯になった。
頭はぼうっとして、
記憶もはっきりしない。
”ここはどこだ!?”
”何故ここにいる!?”
”さっきまで一体、何をしていた!?”
さっぱり何も
思い出せない真斗だったが、
辺りの薄暗さから、
夜か夕方過ぎであることは
何とか理解できた。
心臓が胸の骨や筋肉を
叩いているかのように、
バクンバクンと音を鳴らしている。
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