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「ねぇ、そろそろ練習行こうよ」
リオさんの大きい背中に向かって、
できるだけ元気に言った。
「せっかく戻ってきたんだし」
振り向いたリオさんの顔は、
いつもメイに向けてくれる顔と同じで優しかった。
「体平気なの?」
「ライとキコ連れてかなきゃいけないし」
自分から言ったくせに
あんまり本気で考えてなかったけど。
「少しずつ慣らさないとね！」
リオさんが否定しなかったのが嬉しかった。
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