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「あの……」 「……」 「えっと……」 「……」 ……なんだ、こいつ? なぜ喋らない? まさか人形、とか? 不審に思いつつ、彼女の顔を見直す。 俺を見つめる、澄んだ瞳。 まるで、 心の底まで見抜かれているような。 「……俺、会社の金、 使い込んじゃって」 「……」 勝手に動き出した俺の口。 相変わらず彼女からの返事は、ない。 表情も変わらない。 ただ静かに微笑んでいる、だけ。
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