惨劇の始まり

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早紀はすぐに孝也にメールを送った。   するとまたすぐにメールが返ってきた   「覚えてるだろ?」   という文章と共に忘れかけていたいまいましい過去が映っていた…     孝也と出会ったのは高校の時だった。 その時の私は先生に恋をしていて、先生もそれを受け入れてくれていた。   噂がたち始めると人気のあった先生だったから、先生に気のある女子生徒から嫌がらせを受けたりもしていた。 そして、偶然私と先生がいけない事をしているのを孝也に撮られてしまった。 そこからは毎日地獄のような日々だった。   孝也のグループに脅され、無理矢理回された。 でも、先生を守るために抵抗はできない。 そんな日が何日か続き、私は後ろめたさで先生と会わなくなった。 そのまま卒業して、私は逃げる様に誰も知る人のいない大学へ入ったのだ。   まさかまたやつに出会ってしまうなんて…   写真も孝也のグループに無理矢理犯れてる時に撮られた汚い私の姿だった。   もう耐えられない…   そう思った。     そのあと孝也にメールをした   「今夜会いたい…」   すぐ返事が来て、私の家に誘った。     私は孝也に気があるように振る舞いたくさん酒を飲ませた。   最後の酒に少量の睡眠薬を溶かして飲ませると、酔っているのですぐ寝てしまった。     私は買い物袋を孝也の頭に被せ隙間ができないようにガムテープで首元を巻いた。   そのまま数時間すると孝也は痙攣を起こし窒息した。  
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