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愛
俊行と付き合って半年。
私はずっと出会い系で材料を探し、そいつらで我慢してきた。
しかし、もう何をしても満足できなくなっていた。
孝也から数えて5体…
私と同じくらいの男を2人と、高校生を一人。
もう我慢の限界だった。
愛よりも欲望が上回ってしまったのだ。
私はその日、俊行を家に誘い、お酒を飲み、いつもの様に愛し合った。
この後の事を考えるといつもより感じていた。
お互い絶頂に達し、俊行は眠りに落ちた。
私はその寝顔を見て少しためらった。
洋平の時の様に手足を縛り口を塞ごうとした時、俊行は目覚めた。
俊行と目が合う。
俊行はいつもと変わらない顔のままで
「俺で最後にしろよ…」
そう小さな声で言った。
私は驚いてなぜ知っているのかを聞いた。
「ずっと様子が変だったから、こっそり見てたんだよ。そしたら知らない男を家に連れて来て…始めは浮気だと思ってたけど、そいつはいつまで経っても出て来ないし。」
私は疑問になった。
知っているのになぜ別れなかったのか…
警察に言わなかったのか…
「恐くなかったの?」
そう聞くと俊行は
「恐くはないよ。でもいつこの日が来るのかで頭がいっぱいだったよ。俺は早紀の事本当に愛してるから…その日がいつ来てもいいと思ってたんだ。」
そう言うと俊行は泣きそうな顔になりながら
「でも、俺で最後にして欲しい…早紀のためにも、俺のためにも…。」
私は俊行の愛を感じ、ますます興奮していた。
私はナイフを手に取り俊行の元へ。
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