始まり

2/12
前へ
/14ページ
次へ
ある日の昼下がり とある町の路地裏 「ちょっとそこの<村人>さん。 俺達<戦士>にお金恵んでくれない?」 17歳程の少年に4人のやや年のとった男性が話しかけている。 「めんどくさいな…」 そう呟くと少年は男の1人に蹴りを入れる。 「っ!?」 もちろん男はその蹴りを受けようとする。 しかし少年はその受けようとした手に足を組ませ、そのまま極めた。 「ぎゃぁぁぁぁ!!!!」 男の悲鳴が上がる。 少年が足を解くと男達は一目散に逃げ出した。 「はぁ……」 少年はため息を吐き歩き出した。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加