エピローグ

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 落ちない弥生さんに真田圭は、編集長を買収しにかかった。  結果、編集長は俺に真田圭を撮れと言い出した。 「はぁ?」  くまたんの表紙ごときに真田圭とか、前代未聞だ。  弥生さんはというと、真田圭の接待役として身を売られた。  話がまとまると、グズグズとする弥生さんは、真田圭に引き摺られるように編集部から連れ出されて行った。  一体何だったんだ…  夢を見れば、閉じたドアにいつまでも手を振り続けてる。  俺は一抹の不安を感じながら、嶋さんに確認の電話を入れた。
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