第3話 函館記念

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函館芝コースはラスト直線が短いために後方一気はまず通用しない。 かといって小回りコースのために最初から飛ばし過ぎるとコーナーをうまく回りきれず、コースロスを生じる可能性がある。 3~4コーナーにかけては高速で回れるスパイラルカーブのため、このカーブをうまく利用して先頭集団に付けると、そのまま粘りきってしまうケースが多い。 おそらく、これが函館記念の大きな特徴なのだろうと思います。 したがって函館記念を好走する理想的なパターンとしては、 ・最初のコーナーを2~9番手で通過する。 ・向正面で徐々に順位を上げて4コーナーで3番手以内に付ける。 ・ラスト直線をそのまま粘りきる。 このような捲りタイプの馬こそが狙い目で、上記のパターンの馬を探し積極的に狙っていくこと。 おそらくこれが函館記念的中の第一歩になるのだろうと思います。 「函館記念攻略の狙い目は機動力に優れた捲りタイプの馬」 このことを念頭に次頁以降の好走データを確認していきましょう。
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