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「ただいまー」
私は帰宅するなり、真っ先にこの言葉を言った。
(おかえり)
すると、テーブルから返事が返ってきた。
私はなんだか嬉しくなる。
「今日はまだ時間があるから、少しお話しよっか」
しばらくテーブルと談笑し、その後、私はお風呂に入った。
(お疲れ様。ここでゆっくりしていってね)
お風呂が私に話しかける。
「昨日は急なことすぎて、逆に疲れちゃって…」
私はお風呂に言う。
(あらあら、ごめんなさいね。)
「ううん、こっちこそごめんね。せっかくて気遣ってくれたのに。今日は大分落ち着いたから…」
そして、私はお風呂との会話を楽しんだ後、私はベッドに入った。
「私、ベッドの話も聞きたいな」
(いいよ。聞かせてあげる)
私のお願いを、ベッドは快く受け入れてくれた。
ベッドの話を子守唄代わりにして、私は眠りについた。
「すー、すー」
(・・もう寝ちゃったのかな。・・おやすみなさい。)
次の日の朝。
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