男性のお客様

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その男性はブースに入ってくるなり言った 『僕 貴族なんです‼』 木蓮( へーそうかい) 貴族って💦 まぁ顔は痩せててもちろん身体もなんかガリガリに近いくらいで目がすごく神経質な感じ イっちゃってんのかな 貴族制度は戦後なくなったんだがな(笑) 木蓮『 そうなんですね それで今日はどうされました?』 平常心が大事さぁ 男 『僕にふさわしい仕事がないんですよね。 みんな馬鹿ばっかりで』 木蓮 (てめーがだろ) 『それは大変ですね』 男 『前は配管の仕事してたんですがやめたんですよ』 木蓮 (貴族が配管‼笑っていいかしら) 『そうですか。 今はどうしてらっしゃるんですか?』 男 『僕にふさわしい仕事ないから働いていないんです』 木蓮 (占いチケット買うお金あったのね~) 『お仕事運を拝見しましょうか?』 男 『いやそれはいいです。 生活保護で食ってますから』 貴族が生活保護 ”(ノ><)ノ いや貴族じゃないけどさ この人何しにきたんさ 男 『一生安泰に暮らせますかね?』 うっわ 他力本願極まれり どーしよー 目つき変だし キレたら暴れそう😱 まだ若いんだよね 25くらい 生年月日きいたら30前 見かけ若いんだな
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