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うちの家庭環境は…………まぁ、知っての通り家にいるのは親父とお袋、そして俺だ。親父はゲルド流剣術師範だから羽振りがいいのか結構な量稼いでる筈なのに使用人とか一切雇わないとの事。これもお袋に甘えて吐かせたシーンがこちら。
「ママ~、どうして家に僕たちしかいないの?」
お袋から情報を引き出す方法その一、甘え声で擦り寄る
「やーんジャック、それはね、危ないからよ?」
「危ないの?どうしてどうして?」
お袋から情報を引き出す方法その二、物凄く子供らしくする。
「いろいろとね、悪い人が混じっちゃうかもしれないの。うちには大切な物がたくさんあるのよ。それも、悪いことに使ったら大変な事になる物もね」
「どんなどんな?」
「そうね、例えば…………ママがジャックに『ピーー』して『ピーー』からの『ピーー』で『ピーー』出来ちゃうやつとか!」
「………………………………」
ウチのお袋のR18の爆弾発言に笑顔で絶句してしまった。まさか、そんなこと、本当に考えて………ない、よね?
「やだわジャックたら!可愛い可愛い息子にそんな事しないわよ」
「だよね!ママがそんな」
「ジャックが実の息子だからね」
ギリギリ聞こえるか聞こえないかのレベルでお袋がそう呟いたが、俺にはハッキリと聞こえた。お袋って実は淫乱?まさか、息子が好きすぎてもう異性として見ちゃうとかなの!?ずっと近くに俺を居させてるのは擬似的な逆光源氏するためなの!?
そう考えたら二歳児の体がガタガタと本能で震え始めて止まらなかった。震えは今日寝るまで続いたが、不安は拭えなかった。
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