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「たっだいまー♪」
学校から帰った私(望月 由衣香)は
勢いよく玄関を開ける。
「由衣香、おかえり」
そう出迎えるのは母の(望月 香織)
「疲れた~」
そう言ってソファーにどかっと座る私
「こらこら、女の子なんだから足広げないのー」
母が隣に座る。
「あ、そう言えば!」
母は何かを思い出したようだ。
「んー?どうした?」
「えーっとねぇ。今日、面白いもの買ったのよ♪」
え…またか。。。
母はセールストークに弱い。
そのせいか色んなものを買う(買わされる?)
しかも何処か怪しいものばかりだ。
・資格とれ~る鉛筆
-どんな試験でも一発合格できる(らしい)-
・いいものメガネ
-物、人などにおいて良か悪か見極められる(らしい)-
どちらも役にたつはずはなく
なんちゃら鉛筆で挑んだ検定に母は落ち
なんちゃらメガネをかけて選んだカビが生えたパンを私は食べた。
次はなんだ……
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