弐
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一通り廻り終えた貴子は不安げに室内を見渡す。 使った形跡のない台所。 何も入ってない冷蔵庫と洗い場。 片付いた室内には洗濯物さえない。 そして、あの日のまま ダイニングテーブルに置かれたあの日の新聞紙。 何もかも、 貴子が出て行ったあの日のまま・・・ まるで、 貴子の喪失と同時に時を止めたかのように そのまま、そこにあった。
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