431人が本棚に入れています
本棚に追加
「よし、聖、お前入社して何年になる?」
と、突然そんなことを聞いてくる俊介先輩。んお?なんだなんだ
「2年です!あ、、でももう3年目っすね!!」
そう答えると、俊介はニヤニヤし出す。うわぁ、この顔、嫌だ。絶対なんかある。あるに決まってる。嫌な予感しかない。
「そうか、喜べ、お前にイケメン紹介してやるよ」
「おー!イケメン…!…って、どういうことっすか!!俺イケメン求めてないですよぉ!」
ここ最近、自分のツッコミスキルが上がってきた気がするんですが。
つか入社と関係ないし!!!なんだ、俊介先輩は幸せボケか!?
「はは、まぁそれは冗談だが、、俺は、聖のことは結構、評価してるんだよ。まぁまだ多少のバタつきはあるけど、仕事はしっかりこなせてるし、なにより、お前はみんなに好かれてる。」
と、そんなことをすげぇ真面目な顔で語ってくる俊介先輩。こんなことを言われるのは初めてで、正直どうしたらいいかわからない。
嘘なのか、本気なのかも分からなあ。
てか、なんか、胸のあたりむずむずする。
ど、どうしよ、、仮に嘘だったとしても、俊介先輩にそう言って貰えただけで、嬉しすぎる。
.
最初のコメントを投稿しよう!