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つか、泣ける。おれ、今までの人生で1番嬉しいかも…
初めて彼女できた時よりも嬉しい。
だ、だってさ、憧れの人に、尊敬してる先輩に、ここまで言ってもらえるなんて…
「先輩…泣いてもいいですか…」
「お、胸貸してやろうか?って、リアルに半泣きじゃねぇか。ちょっと幸先不安だけど…まぁいいや。話はこれで終わりじゃないぞ?」
いや、そりゃ半泣きにもなるっすよ!!!まじで胸貸してほしいっすもん。てか、俊介先輩まだ真剣な顔してるんだけど…かっこよすぎだろ。まじで惚れそう、抱いてくださいってレベルだわ。
「…え?」
あ、俺いますげぇ心の中で喋ったのに、自己完結させて一言も口に出なかったな…
「そろそろ、お前にも後輩が出来てもいい頃だと思わないか?というか、後輩、ほしいだろ?」
ああ、考えてみたら、俺ってずっと後輩で、先輩になるとか、、ダメだ。想像出来ない…
俺、運良く新規採用から、この課に配属されたけど、普通は、違う課である程度成績出してから、配属させられるような部署だもんなぁ、、
あれ?俺なんで、この部署入れたんだろ?
って、そんなことより、俺に、後輩???
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