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僕は如月学園の高校生。
クラスでも学園でもたくさあんの人から、可愛いって言われる、所謂男の娘。
名前?
僕の名前は要らないよ。
だってこれはあの人たちのその後を語る、大切な大切なただの手記なんだから。
そうそう、それでね、眼鏡を受け取った一樹先輩が消えたその日、僕は和正先輩にある手紙を見せられた。
そこには、たくさんの愛が綴られてたんだ。
葛藤とか公開とかもあったけど、一番はものすごいたくさんの愛。
読んでて僕が恥ずかしくなっちゃった!
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