第1章

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晴/辰「「僕/俺と付き合って下さい!」」 乃「えっ・・・」 そし冒頭にいたる。 乃「待って、待って!まずは落ち着こう」 晴「僕はいたって冷静だが?」 辰「右に同じく」 乃「いやいや、可笑しいから!お前ら私に暴言しかはかないくせに!てか、この銃どうなってんの!?恋が叶う水鉄砲でしょ!これじゃあハーレムじやん!」 と水鉄砲をよーく見てみると・・・ 《ハーレム銃☆ 注意-異性とのハーレムを楽しんじゃえ!効果は・・・貴方次第で一生の場合もあるから気を付けね!-》 乃「最悪じゃないか!何なんだよこれ!意味がわからんわ!」 と水鉄砲を投げようとすると 晴「まあ、それはさておき乃菊」 そういう晴の顔は、いつも見ない様な真剣な顔立ちで、水鉄砲を持っている右手を握り話す。 晴「僕は乃菊が欲しくてたまらない」 乃「嫌、私は要らないから」 辰「それには俺も同意だ」 乃「同意しなくていいよ!」 と嘆く乃菊に、辰は手を左頬にあて優しく撫でる。 辰「でも、晴には渡したくねぇ」 晴「それは僕も同じことだ。だから乃菊・・・」 乃「へっ?」 晴/辰「「どっちか選んでくれ」」 乃「無理」 晴/辰「「はあ?」」 乃「私はどっちも好きじゃないし!てか、これはこの水鉄砲の一時的なものだから!」 晴「・・・」 辰「・・・」 乃「(しっ、静かになった・・・これで何とか間違えに気づくだろう)」 晴「嫌だ・・・」 乃「へっ?」 辰「嫌だね」 乃「えっ?」 晴/辰「「乃菊を絶対僕/俺のものにする!」」 乃「だから何でそうなるの!」 乃菊が悶絶していると、そこに追い討ちをかけるように二人は言う。 晴「諦めないからね」 辰「だから覚悟しろよ」 晴/辰「「乃菊」」 乃「ノォォォォー!!!」 乃菊の叫びも虚しく散り、ここから晴と辰の猛アタックが始まるのであった。
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