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晴/辰「「僕/俺と付き合って下さい!」」
乃「えっ・・・」
そし冒頭にいたる。
乃「待って、待って!まずは落ち着こう」
晴「僕はいたって冷静だが?」
辰「右に同じく」
乃「いやいや、可笑しいから!お前ら私に暴言しかはかないくせに!てか、この銃どうなってんの!?恋が叶う水鉄砲でしょ!これじゃあハーレムじやん!」
と水鉄砲をよーく見てみると・・・
《ハーレム銃☆
注意-異性とのハーレムを楽しんじゃえ!効果は・・・貴方次第で一生の場合もあるから気を付けね!-》
乃「最悪じゃないか!何なんだよこれ!意味がわからんわ!」
と水鉄砲を投げようとすると
晴「まあ、それはさておき乃菊」
そういう晴の顔は、いつも見ない様な真剣な顔立ちで、水鉄砲を持っている右手を握り話す。
晴「僕は乃菊が欲しくてたまらない」
乃「嫌、私は要らないから」
辰「それには俺も同意だ」
乃「同意しなくていいよ!」
と嘆く乃菊に、辰は手を左頬にあて優しく撫でる。
辰「でも、晴には渡したくねぇ」
晴「それは僕も同じことだ。だから乃菊・・・」
乃「へっ?」
晴/辰「「どっちか選んでくれ」」
乃「無理」
晴/辰「「はあ?」」
乃「私はどっちも好きじゃないし!てか、これはこの水鉄砲の一時的なものだから!」
晴「・・・」
辰「・・・」
乃「(しっ、静かになった・・・これで何とか間違えに気づくだろう)」
晴「嫌だ・・・」
乃「へっ?」
辰「嫌だね」
乃「えっ?」
晴/辰「「乃菊を絶対僕/俺のものにする!」」
乃「だから何でそうなるの!」
乃菊が悶絶していると、そこに追い討ちをかけるように二人は言う。
晴「諦めないからね」
辰「だから覚悟しろよ」
晴/辰「「乃菊」」
乃「ノォォォォー!!!」
乃菊の叫びも虚しく散り、ここから晴と辰の猛アタックが始まるのであった。
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