第1章

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保冷剤を貰って1時間。 腫れが引いてきた。 そういえばいつ戻ってくるんだろう。 やっぱりホストって忙しいんだ。 遥希さん早く戻ってこないかなー。 しばらく下を向いていると… ガチャとドアの開く音がした。 私は勢いよく顔を上げた。 「麻莉どうした?」 「……なんでもない。」 少し恥ずかしくなり私はまた、下を向いた。 そういえば遥希さん、なんだかさっきより色っぽい
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