第1章
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「腕、大丈夫か?」 私は咄嗟に腕を抑えて言った。 「大丈夫です。」 本当は痛い。 ジンジンする。 でも、我慢しなきゃ。 「……今から時間あるか?」 「あり…ます。」 「じゃあちょっと来て。」 「はい」 私は遥希さんの後をついて行く。
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