第一話

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それで今日も昼に無理矢理食堂に連行されてしまったって事さ…トホホ しかしいつもと違うのは向かっている先は食堂ではなく、2年B組だという事だ。 もしや俺と同じ犠牲者が……?それとも新たな取り巻き…? どっちでもいい…俺を解放してくれ…… 俺は静かに腐を観察していたいだけなんだよ~…… そして勢いよくB組の教室に編入生のー……名前なんだっけ…… あぁそうだ、椎名だ椎名。 いつもの耳障りな無駄に大きい声で目的の人物の名前を呼ぶ。 「雪弥ーーーーーーーーーーーっ!!!!!」 ……雪弥?……雪弥って、あの…? 椎名は俺の腕を離さずに相手の場所まで走っていく。 行く途中で机に腕や足などをぶつけてとても痛い。 苦痛に顔を歪めながらも椎名が話しかけている人物を確認する。 そこにはこの学校では有名すぎる あの「不知火雪弥」が微笑みながら椎名を見ていたのだ……!!
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