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寝るのはもう諦めて砂糖を少し入れたココアでも飲みながら仕事をしてこの下らない夢を片付けることにした
「全く、こんな気味の悪すぎる夢を見るのは気持ちが良いものじゃないから仕事をして朝を待った方がよっぽど良いや」
眠い目を擦って制服に着替えて眼鏡をかけると寝室を出て机にあるノートパソコンのスイッチを入れる
パソコンの起動完了まで時間があるためココアを飲むためのお湯を沸かした後それを作りカロリーメイトと共に部屋にあるキッチンのテーブルにおいて少し早い朝食を食べ始める
もう、今日で3日は1時間も眠れていないのだから正直夕方になると欠伸がひどくなり眠気もひどくなっているため今の私が寝不足気味なのは自分でも解る
いくらワーカホリックの私でも人間なのだから少なくとも1時間位は眠りたい
それすら許さないこの気味の悪い夢は今の私にとっては最も嫌な存在でしかないのだ
だから放っておいて問題はないと思っていたら大間違いだった
それはこの世界に危機をもたらす前兆の予知夢で私にしか解らない足音だったから
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