1人が本棚に入れています
本棚に追加
……コ
何か声が聞こえる
………イコ
また聞こえてくる
深海の海より更に深い水の中で私の身体と意識が眠っている中で微かに聞こえるその声にもう二度と動くはずのない身体に意識が戻りかかっている
………恵子
それは私の名前で他の者の記憶でも聞いたことのあるような名前…
これは…私に対して何を伝えているの…
私の意識でに声を伝える者の声が大きくなってくる
その声が誰なのかも解らない…
…消去…書き換え…
…………
意味が分からない言葉が並べられてはその声が消えてゆく
そこでいつも私は目を覚ます
またこの夢を見たの…この夢は私からしたら意味がないのに、なんでこの夢ばかりを見るのかな？
そう呟くと部屋に備え付けてあった冷蔵庫にあったジュースを飲み少し外の風に当たろうと屋上に行き空気を吸ったけどあの夢が焼き付いて結局眠れなかった
それはこれから起こるかつて無い恐ろしいことになるとは私意外誰も知らなかった…あの日が来るその日まで…
最初のコメントを投稿しよう！