第1章 ブルースカイ

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瞬間、俺は涙を流しながら叫んだ。 ひたすら叫ぶ。 先ず理不尽さ、次に自分の愚かさ、次は……、次はないな、うん。 四つん這いになりながら項垂れていると、ふとあることに気づいた。 バイザーの残骸のある一点が点滅していることに。それを掻き分けてみれば、なんとスマートフォンらしきものと、長方形のハコみたいのがそこにはあった。
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