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これはとある最凶最悪な男の話。
神は世界を７日で作ったと言う。
しかし伝説の男は3日で世界を作ったのだ
いや、作った…と言うのには語弊があるようだ。
男は世界を破壊し尽くし草木一本生えぬ乾いた更地にしてしまった。そして太陽の光、月の光が届かぬ地にし、植物も動物も全てを無に還した。
世界に溢れていた生命の産物は全て、男によってなかったことにされたのだ。
男には野望があった。世界を呪い野望を果たすためだけに生きた男。
男には力があった。
しかしヒトの生は短かったのだ。
生を終えた男は未練と野望の塊を抱きながら死んでいった。
これはそんな伝説の男が―――――
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