第18章 ミツバチの誘惑

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「理央、明日からニューヨークに出張だ。欲しいものはある?」 「あなた以外に?」 僕らはいまだ ふたりでひとつ。 「寂しさを埋め合わせる男かな」 「おい!冗談でもそういうこと言うと」 「どうする気?」 「連れて行く」 「嘘でしょ?!」 溶け合うほど愛し合い 気持ちを隠すこともなくなった。
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